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過重課題
別名
用途
努力すればするほどできなくなる問題の解決

自然に起こるはずのことを努力してしまい余計できなくなる問題の解決

強迫的な行動の繰り返し(これはやめようとしてもやめられないこと)

用例
眠ろうとしていろいろすればするほど眠れないとき

セックスの諸問題(インポテンツ、不感症)

洗浄癖

使用法
目的の行動のかわりに(あるいは追加して)、もっと大変(過重)で、かつナンセンスな課題を出す(やってもらう)。それだけ。

たとえば、眠れない人には、眠れないなら一晩中トイレや台所や床を磨くことを課題にする。あるいは、目をつぶりたくなっても、がまんして目をあけつづける(まばたきもだめ)、これを数回耐えてから、目をつぶるなど。

強迫行動、たとえば「手を洗わずにはいられない」人には、手をだけでなく腕や顔や足まで洗ってもらう。専用のせっけんを持ち歩く、自分だけでなく他人にも洗うのを手伝ってもらうなど。

解説
やろうとすればするほど(逆に、やめようとすればするほど)ダメなことは、やろうとする(やめようとする)努力が、かえって問題行動との間に悪循環ループを形成している。

このループを切り替えるために、ループの回転に余分な力を加える。つまり、いつもの努力よりも、より大変でかつより無意味なことを「課題」にする。すると、「そんなバカバカしいことやるくらいなら」と、ループを抜けることができる。すなわち、症状がおさまる。

馬を馬小屋に入れるのに、前へひっぱっても抵抗して入らない。逆に、しっぽを後ろに引っ張れば、いやがって前へ進み、すすんで馬小屋に入ることの応用。

参考文献
長谷川啓三『家族内パラドックス』(彩古書房,1987)


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